アルコール好きの方!あなたの肝臓は大丈夫ですか?
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
肝臓の役割
肝臓は食べ物から得た栄養分を貯蔵したり、アルコールや薬剤、不要な老廃物を分解・解毒したり、胆汁という物質を分泌し、脂質の消化を助けるなど、生命を維持する重要な働きを担っています。
内臓の中では最大の臓器と言われています。
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ダメージチェック!
当てはまる方は知らぬ間に肝臓をいじめているかもしれません・・・
・ウイスキー、ブランデー、焼酎など強いお酒が好き
・お酒を飲むペースは速い方だ
・つまみを食べず、空腹のまま飲むことが多い
・糖尿病や脂質異常症にかかっている
・夜22時以降でも飲んでいることがよくある
体内にアルコールが入ると、肝臓で酵素が働いて「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。
アセトアルデヒドは人体に有害な物質ですが、最終的には水と二酸化炭素にまで分解され、体外に排出されます。
しかし、過剰に飲酒すると、アセトアルデヒドが多量につくられることにより、悪影響を及ぼしてしまいます。
肝臓に異常があると、代謝にかかわる酵素や毒素が血液に漏れ出てくるため、血液で肝機能のチェックができる。
定期的にAST、ALT、γーGTPなどの肝機能の値を定期的な検査で知っておくことが大切です。
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