飲まない方も要注意!肝臓の働きと食生活のポイント
肝臓を守る食生活
肝臓を守るためにまずできることは、適量飲酒を心がけることと、食生活を整えることです。
お酒は適量を楽しもう
お酒の適量は日本酒1合程度、ビールであれば中瓶1本(500mL)、チューハイ(7%)なら350mL缶1本程度が目安です。女性はこの量より少なく、1/2~2/3程度が適量ともされています。
また週に2回程度休肝日を作り、働きものの肝臓を休めてあげましょう。
食事はバランスよくとろう
カロリーオーバーや肥満は肝臓に負担をかけ、脂肪肝の原因になります。お酒を飲まなくても肝臓の働きが低下する原因となるため、バランスの良い食事を心がけましょう。
脂身の多い肉類や脂っこい揚げ物などの料理が多いと、脂質を摂り過ぎてしまいやすいもの。脂身の少ない肉類、また魚類や大豆製品を積極的にとり、野菜やきのこ、海藻類をたっぷり取り入れた食事が良いでしょう。
食事は「主食+主菜+副菜」が揃っているとバランスを整えやすくなるため、意識してみてくださいね。
※すでに治療中の場合は医師の指示のもと、食事療法を行ってください。
365日、24時間働き続けてくれている肝臓は、飲みすぎ、食べ過ぎが続くとなかなか休めません。肝臓が長く元気でいられるために、できることから始めてみてくださいね。
【参考・参照】
厚生労働省 健康日本21(アルコール)<https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b5f.html>(最終閲覧日:2022/3/26)
一般社団法人日本肝臓学会 肝臓病の理解のために<https://www.jsh.or.jp/lib/files/citizens/booklet/understanding_liver_disease.pdf>(最終閲覧日:2022/3/26)
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[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2022年4月21日]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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