上手に糖質制限を実践するには?ローカーボのススメ
1週間単位で考える糖質の摂取
そんな場合は、食べた後になるべく運動をするなどして、エネルギーを消費すれば、血糖値の急上昇を防ぐことができます。先述したコース料理のように、食べる順番にも気をつければ、より糖質制限が身近に感じられると思います。また、「今日は糖質を摂りすぎたから、明日からは控えよう」と、1週間単位で考えていくと、続けやすいのではないでしょうか。
このように、食べることは体のためだけではありません。心の部分にも大きく関わってくるのです。
メンタル面を健やかに保つため、糖尿病などの生活習慣病予防の一つとして、糖質制限の食事法があると認知してもらえたらと思います。
◆おすすめローカーボレシピ
・コンビニ風サラダチキン~ジップロックで簡単!(調理時間30分)
・鶏と高野豆腐の卵とじ (調理時間15分)
・おからのポテトサラダ風 (調理時間3分)
とはいえ、糖質を多く含んだ食材をまったく摂らないわけにはいきません。私も料理を研究するうえで、パスタやご飯を多く食べることもあります。
健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
藤本なおよ(ふじもと・なおよ)
幼少期から体が弱く様々な不定愁訴を「ローカーボ(糖質制限質制限)」で克服。「人間の体と心は食べたもので出来ている」ということを一人でも多くの人に伝えたいと思い、2014年よりローカーボ料理教室を開催する。
現在ローカーボ料理研究家、栄養医学指導師として料理教室、レシピ本のレシピ提供企業のレシピ開発、セミナー講師等で活動中。
ローカーボランドHP http://lowcarb-land.com