ゴルファーのための食事学「脂質を有効に活用しよう!」
適正な摂取量!
日本人の食事摂取基準2020では、男女共に脂質の摂取エネルギー比率を目標値20~30%と示しています。
脂質=食事中の『油』です。調味料としてのサラダ油やバター、メインとなる肉類や魚類、牛乳などの飲み物、野菜ではアボカドなど、目に見えない所にも脂質は隠れています。健康な身体作りを行う上で、ゴルフのパフォーマンスを維持する上で、揚げ物や菓子類等の質の悪い油で脂質を補うのではなく、魚やアボカドなどの良質な油を摂取できると良いですね。
ゴルファーのポイント!
ゴルファーにとって、脂質の摂取がポイントとなるのはラウンド前・ラウンド中です。脂質は消化に時間がかかることから、消化器官である胃や腸の中に大量の脂質がある状態では、良いパフォーマンスを発揮することは難しいと言えます。炭水化物について解説をした際にも記述させていただきましたが、脂質の摂取はラウンド後がおすすめです。ラウンド前の栄養補給は、糖質を中心に行いましょう!
それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正値は変化します。
引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!
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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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中島 遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。