ダイエットもトレーニングも『勝負カラー』で挑む! プロが指南するあなたの勝負カラーって?
ファッションやメイクなど、色を変えるだけで印象が180度変わる。色は思いのほか私たちの深層心理に影響を与えています。ダイエットやトレーニングでも、色を気にするだけでその効果がより高まるのだとか! カラースタイリストとして世界で活躍する田岡道子さんに聞いてみました。
無意識に選んだ色こそ、今の自分の気持ちを表す
私たちの生活は色に囲まれています。色は私たちが思っている以上に人の心の働きに影響を与えています、とカラースタイリストの田岡道子さんは言います。
「人は色によって心理的、生理的影響を与えられています。例えば、暖色と寒色の温度感。同じ温度でも赤、橙、黄などの暖色は、青や青緑などの寒色に比べて人は暖かさを感じます。実際にそれぞれの色を着てサーモグラフィーをとると、その効果が顕著に現れるという結果も出ています」(田岡さん)
例えば、引っ越しに使うダンボール。
ダンボールの色は白が圧倒的に多く採用されています。それは、白が軽く感じる効果がある色だから。逆に反対色の黒は、物を重く感じさせる効果があります。
「色は『ただの色』として認識されていることが多いですが、人の心や気持ちにも大きく影響します。色の特徴を知ってから改めて商品やロゴなどを見ると、理由があってその色が選ばれていることがわかります。その日の自分が選んだ服も、そのときの気分に合った色を無意識で選んでいたりもします」(田岡さん)
色は見て感じるものなので、自分でも気づかないところで様々な影響を受けている可能性があるのだとか。一度身の周りの色を見て自分がどんな影響を受けているかを考えて、ダイエットやトレーニングに活かしてみましょう!