大人になったらできない?「骨貯金」を減らさないための対策
「骨貯金」という言葉を聞いたことはありますか。骨を強くする生活習慣を取り入れて骨密度アップに取り組むことをいいます。骨密度は20歳前後をピークに減少していくので、その後も減らないように努めることが大切です。
ここでは、骨貯金を減らさないための対策についてお伝えします。
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骨の貯金はできていますか?
私たちの身体を家に例えると、柱に相当するのが骨です。身体を支えるとともに、外からの衝撃から臓器を守る働きがあります。そのほかにも、血液をつくったり、カルシウムなどのミネラルを貯蔵したりするなど、様々な役割を担っています。
骨の丈夫さを測る指標となるのが、骨密度(骨の量)と骨質(骨の質)です。骨密度は成長期に増加して、20歳ごろにピークを迎えると、その後は少しずつ減少します。特に女性の場合は顕著で、閉経を迎えると骨密度が急激に減り、骨粗しょう症のリスクが高まるので注意が必要です。
骨の健康を維持するためには、幼少期から思春期にかけて食事や運動でコツコツと骨貯金を殖やし、その後の取り崩しを減らすことがカギになります。
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