イライラや鬱々とした気分の落ち込みはあなただけじゃない! 「低用量ピル」の服用で解決できる可能性があります。
副作用について
ピルの副作用には不正出血がありますが、ホルモンバランスが安定する2シート目を内服する頃にはほとんどの出血は治まります。吐き気、浮腫などがある場合もあります。
重大な副作用としては血栓症がありますが、年間10,000人あたり3-9人でまれです。しかし片側性のふくらはぎや太ももが腫れ、強い痛みが出現した場合は、すぐにクリニックに連絡が必要です。40歳後半や、1日15本以上喫煙者の血栓症のリスクが高いとされています。
ピルを飲み忘れたら
ピルを 1錠の飲み忘れに気づいた場合は飲み忘れた錠剤を直ぐに内服し、残りの錠剤は予定通り内服します。
2錠以上飲み忘れた場合は、飲み忘れた錠剤のうち直近のものを直ぐに内服し、残りの錠剤は予定通り内服します。そして7日以上連続して服用するまで確実に避妊を行うか、性交渉を避けるようにしてください。
[文:フェムゾーンラボ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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関口 由紀
神奈川県横浜市出身の医師。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本透析療法学会専門医、博士、経営学修士。女性医療クリニック・LUNAグループの理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授を務める。





