満腹ダイエット!?日本の伝統食「味噌汁」で美と健康を手に入れる
2.味噌汁ダイエットにおすすめの具材や美味しい作り方
味噌汁ダイエットの一番の利点は、誰にでも作れるところです。あなたも1回は、味噌汁を作ったことがあるのではないでしょうか。ここでは改めて、味噌汁の作り方や具材の組み合わせなどを紹介します。
2-1.味噌汁の作り方
味噌汁の作り方は3工程のみです。
1)材料を切る→2)材料を煮る→3)味噌を溶く
特別な道具もワザも必要ありません。ただし、味噌を溶いたあとに煮立ててしまうと風味が落ちるので注意しましょう。
長時間火にかけず、火を止めてすぐが一番おいしく食べられるタイミングです。作り置きしたいときは、2)材料を煮る までにして、食べる直前に味噌を溶くと美味しく食べられます。
2‐2.出汁(ダシ)について
味噌汁にはどんなダシを使ってもかまいません。それどころか、具だくさんの味噌汁ならば具材からダシが出るので、とくにダシを使わずに水で煮て味噌を溶くだけでもおいしくできあがります。いろいろ試して、あなたの好みにぴったり合う組み合わせを見つけてみるのも楽しいでしょう。
2-3.味噌
味噌もあなたの馴染み深いもの、好みのものを使ってください。ただ、味噌を多く入れすぎてしまうとしょっぱいだけでなく、ダシや具材の味も感じられずおいしくなくなってしまいます。具材に火が通ったら汁の味見をして、少しずつ味噌を溶くといいでしょう。
2-4.具材
味噌汁は懐が深い料理で、どんな食材を入れてもほとんどの食材をおいしく食べることができます。ダイエットを意識するのであれば、いろいろな栄養を摂るために3種類以上の食材を使うことをおすすめします。
例えば、以下の組み合わせなどはいかがでしょうか?
・じゃがいも+にんじん+玉ねぎ
カレーでおなじみの組み合わせを味噌汁にしてもいいでしょう。
・カットワカメ+乾燥ひじき+海苔
乾物の海藻はすぐに火が通り、よい味が出るので便利です。
・卵+ニラ+しめじ
・厚揚げ+トマト+エリンギ
おかずがものたりないときは、このように卵や豆腐類をくわえてもいいでしょう。
・鮭+大根+大根の葉
・鶏肉+白菜+しいたけ
おかずを作るのが大変なときは、このように魚や肉をくわえればメインにもなるのです。魚や肉を入れた味噌汁とごはんだけでも栄養はしっかり摂れます。
3.味噌汁ダイエットをサポートしてくれる漢方薬(情報提供:あんしん漢方)
「食事や運動には気を遣っているのに、お腹のはみ出たお肉がなくならない…」
「痩せやすい体質を目指したい」
そんな方には漢方薬もおすすめです。
漢方薬は医薬品として効果と安全性が認められているお薬です。
「運動不足による肥満」「食べ過ぎによる肥満」「ホルモンバランスによる肥満」などの症状にも、効果のある漢方薬はいくつもあります。
漢方医学では、体重の増加にはいくつかの理由があると考えられています。例えば、漢方医学の考え方では、「ストレスで食べすぎてしまう(気の乱れ)」「水が体内に溜まってしまう(水太り)」「ホルモンバランスが崩れて太りやすくなった」などが、体重増加の原因として挙げられます。
そして、漢方薬はダイエットを目的とする場合にも効果を発揮します。さまざまなアプローチ法で、「お腹周りの脂肪」「むくみ(水太り)」「便秘」といった症状に働きかけていき、ダイエットをサポートしてくれるでしょう。
また、医薬品である漢方薬は、理想的な心とからだへ導くことを目的としている点も特徴です。漢方薬は体質の改善に働きかけるため、リバウンドを繰り返したくない方への痩せやすい体質づくりには最適といえるでしょう。
漢方薬は比較的、副作用が少ないといわれているため、安心して服用できる点もメリットです。そのため、健康作りやダイエットを目的とされる方にも問題なくお使いいただけます。
さらに、健康に気を遣う方の体質改善にも漢方薬はおすすめです。「バランスの取れた食事や運動などを毎日続けるのは苦手」という場合でも、漢方薬なら毎日のむだけ。これなら、手間なく続けられますね。
漢方医学のメディカルを取り入れた生活スタイルを実践してみてはいかがでしょうか。
<ダイエットしたい方におすすめの漢方薬>
・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):お腹がぽっこり出ている、便通が悪い方へ
血流や水分代謝を促し、からだ全体の巡りを改善。便や汗などで、不要物を体外へ排出しからだを軽くします。脂質代謝機能を改善し、溜め込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。
・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):余分な水分が体内に溜まり、むくんでしまっている方へ
水分循環を促し、余分な水を排泄。水太りの肥満症の方によく使用されます。肥満に伴う関節の腫れや痛みにも有効です。
・大柴胡湯(だいさいことう):ストレスで食欲が増してしまう、便通が悪い方へ
気の巡りを促してストレスを低減させ、便通を解消。体内の代謝のバランスを整えることで脂肪燃焼をサポートします。高血圧や肥満に伴う肩凝り・頭痛にも使用できます。
ただ、注意したいのは、漢方薬は自分に合っているか否かがとても大切だということです。自分の今の状態に合っていない場合は、効果がないだけでなく、副作用の心配もあります。購入の際には、漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談することをおすすめします。
インターネット相談窓口を設けている「あんしん漢方」のようなサービスを利用して、薬効や副作用、漢方との相性、日常生活の養生法などを相談してみるとよいでしょう。
4.今日からできる味噌汁ダイエット
味噌汁は家にあるものだけで作れるのに、ダイエットにうれしい効果が期待できます。調理が簡単なうえ、味噌とダシと具材の組み合わせは無限大。あなたのお気に入りの味噌汁を食べて、痩せやすいからだ作りを目指しましょう!
それでもダイエットの効果が感じられないというのであれば専門家に相談して、ご自分に合った漢方薬に助けてもらうのもいいですね。また、ストレスはダイエットの大敵です。まずはあなたが安心して、楽しく過ごせるようにしていきましょう。
[文:あんしん漢方]
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管理栄養士 小原水月(おはらみづき)
ダイエット合宿所、特定保健検診の業務に携わりのべ600人以上の食事と生活習慣をサポート。自身が漢方薬を使用して体調回復した経験から、栄養学と漢方を合わせたサポートを得意とする。現在はWebを中心に食と健康の分野で執筆中。