「口呼吸」VS「鼻呼吸」 小顔効果が期待できるのはどっち?

タグ: , , , 2020/12/6

 前回のコラム、「アゴ下の『梅干しジワ』の原因と対策」では、口元やアゴのシワ・たるみに対する対策をご紹介しました。もちろん毎日のエクササイズも大切ですが、もっと効果的で簡単な方法があります。

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アゴ下の「梅干しジワ」の原因と対策 https://cocokara-next.com/fitness/wrinkles-under-the-chin/

あごのトラブルを防ぐためにも〇〇呼吸


 それは、ズバリ!「口呼吸から鼻呼吸に変える」だけです。鼻呼吸を習慣付けることで、継続した開口を防ぎ、努力的に使われ続けたオトガイ筋を、休めてあげられるのです。アゴのシワの原因となる、オトガイ筋を休めるだけでなく、唇を閉め、口を閉じる筋が適切に働いてくれるのです。

 すなわち、鼻呼吸を続けるだけで、顔の余分なシワやたるみを減らし、更には顔の引き締め効果も得られるということです。また、鼻呼吸は、小顔を目指す上で、他にもたくさんのメリットがあります。

鼻呼吸がいい理由は?

 まず口呼吸がデカ顔を導いてしまう原因として、輪郭を大きく崩してしまう要因が挙げられます。

1.しまりのない面長な顔
口を開け続けることで、口を閉める筋肉が働かくなり、口元が緩むと同時に頬や口元のたるみができてしまう結果、面長な輪郭に。鼻の引き下がりも目立つようになります。

2.二重あごの完成
口の開けっ放しは、舌の落ち込みにもつながり、アゴから首にかけての引き上げ作用が 減ることで、フェイスラインがぼやけます。ひどい場合は二重あごまでできてしまいます。

3.アデノイド顔の形成(幼少期に多い)
口の呼吸を繰り返すことで、たくさんの細菌やウイルスを吸い込むため、過度に免疫機能が働きます。その結果、リンパ組織が集まるアデノイド(咽頭扁桃)が肥大化してしまい、口元がモッコリした特徴的な輪郭に。上アゴの方が前に出てしまい、アゴの境が見えない程になる可能性もあります。

 これらが特徴的な口呼吸の弱点です。他にも風邪や虫歯になりやすいといった健康面のトラブルにも影響が出やすくなります。反対に鼻呼吸では、鼻毛というフィルターがあるので、菌やウイルスの侵入をより防いでくれるのは容易に想像がつきますよね。





 また意外ですが、鼻で呼吸をするということは、顔についている様々な筋肉を使う必要があります。試しに、やってみてください。口で呼吸をすると空気が楽に肺へと入ってくるのですが、このとき唇に力は入っていません。逆に鼻で息をするには、吸い込むときに肺を大きく広げる必要があり、唇を強く締めて無意識に目や顔に力が入り、顔の筋肉がほんのわずかですが緊張することになります。違いが明確ではありませんか?口呼吸では唇を閉める運動すら行われていないのにも関わらず、鼻呼吸では、たくさんの表情筋が参加していることに気付きましたか?

 鼻呼吸をするだけで、表情筋のエクササイズをしていることと同じといっても過言ではありません。

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