医師400名に調査!免疫力維持に重要な「粘膜免疫」とは?~粘膜免疫維持に効果的なビタミンAたっぷりのレシピもご紹介~
厚生労働省が発表する「新型コロナウイルス感染症に関する今後の取組目標」(※1)の1つとして「秋冬のインフルエンザ流行期への備え」が掲げられています。
新型コロナウイルス感染症への警戒が引き続き必要な状況下で、風邪や季節性インフルエンザの流行期でもある秋冬を迎えるにあたり、免疫力や免疫力を高める方法について注目が高まっています。
カゴメ株式会社が医師400名に「免疫力に関する調査」を行ったところ、多くの医師が次のように考えていることが明らかになりました。
・秋以降は免疫力維持を今まで以上に意識すべきである
・免疫力を維持するために「粘膜免疫(※2)」が重要である
・粘膜免疫維持のためにビタミンA摂取が効果的である
今回は、調査結果と合わせて、粘膜免疫維持のために効果的であるビタミンAの摂取方法として簡単レシピをご紹介します。
(注)
※1 参照:厚生労働省『新型コロナウイルス感染症に関する今後の取組』
※2 粘膜免疫:呼吸器や腸管などの粘膜で働く免疫システムで、細菌やウイルスが体内に侵入し、増殖するのを防ぐ役割を持っています。
◆調査結果サマリー
①医師の8割が2020年秋以降は免疫力の維持を、これまで以上に意識すべきだと回答
②免疫力の中でも、「粘膜免疫」を重要視する医師が9割以上
③医師の7割以上がビタミンAは「粘膜免疫」を維持すると回答
④医師おすすめのビタミンA摂取方法は、にんじんジュースやかぼちゃスープなど
◆調査結果詳細
【調査概要】
調査名:免疫力に関する調査
調査時期:2020年10月9日〜12日
調査対象:全国 20代以上 医師
サンプル数:有効回答400サンプル
調査手法:インターネットリサーチ
【調査結果詳細】
①医師の8割が今年の秋以降は免疫力の維持を、これまで以上に意識すべきと回答
「今年の秋以降は、免疫力の維持を、これまで以上に意識するべきだと思いますか?」という質問に対し、84.3%が「そう思う」と回答しました。
<医師の声>
・新型コロナウイルスの感染が拡大する懸念があり、またインフルエンザの季節でもある為充分な免疫力が必要だから
・夏の疲れが出るから
・空気の乾燥等で粘膜からの感染機会が増えるから
②免疫力の中でも、「粘膜免疫」を重要視する医師が9割以上
免疫力を維持することにおいて、呼吸器や腸管などの粘膜で働く免疫システムで、細菌やウイルスが体内に侵入し、増殖するのを防ぐ「粘膜免疫」が特に重要であると回答した医師は90.3%という結果に。
③医師の7割以上がビタミンAは「粘膜免疫」を維持すると回答!
免疫力の中でも特に重要視される「粘膜免疫」を維持する栄養素として「ビタミンA」が効果的であると回答した医師は75.3%という結果に。
④医師おすすめのビタミンA摂取に適した野菜とその摂取方法は?
「粘膜免疫」を維持するのに効果的であるビタミンAを摂取するため、おすすめの野菜と摂取方法はあるかと聞きました。
<医師の声>
・にんじんをジュースにして飲むと良い
・にんじんやかぼちゃをスープにすると良い
・脂肪分と一緒に摂取すると良い
―「粘膜免疫」とは?
呼吸器や腸管などの粘膜で働く免疫システムのこと。細菌やウイルスが体内に侵入し、増殖するのを防ぐ役割を持っています。
ウイルスは、粘膜免疫の壁を乗り越えることで発熱等の症状を引き起こすため、体の中に入れないことが重要です。粘膜を正常に保つ機能を持つと報告されているビタミンA(※3)を含む野菜を摂取することで、粘膜免疫の機能を維持し感染症予防に効果を発揮することが期待できます。
※3 野菜に含まれるビタミンAはカロテンとして含まれており、体の中でビタミンAに変換されます。