骨粗しょう症が生活習慣病と関係あるってホント?
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
生活習慣病とは長年の生活習慣の積み重ねによって引き起こされる病気の総称です。
代表的な生活習慣病には、高血圧、糖尿病、脂質異常症などがあります。
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これら生活習慣病から骨粗しょう症を連想する人は少ないですが、実は両者には深い関わりがあります。
生活習慣病があると骨密度が減少するだけでなく骨質が悪くなるので、病気のない人に比べて骨折リスクが高くなることが分かっています。
また、糖尿病の人は骨折しやすく、その頻度は糖尿病がない人の約2倍近くに上昇するといわれています。
糖尿病と骨粗しょう症はどちらも自覚症状が現れにくいため、重症化してはじめて病気の存在に気づくという人は少なくありません。
生活習慣病関連の検査値が「異常」と指摘されたら、医師の診察によって詳しい検査を受けるとともに、骨の健康にも気を配るようにしましょう。
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