今こそ育菌! 自分の菌で腸内環境を整えよう!
育菌のために始めよう!5つの健康習慣
1.ストレスをためないこと
ビタミンB1は疲労回復のビタミンと呼ばれ、体や脳神経が使うエネルギーを作る際に必要な栄養素です。ビタミンB1が不足すると、脳神経がエネルギー不足になり、精神的に不安定になったり、浮き沈みが激しくなったり、イライラしたり、うつ状態に陥ります。
2.適度な運動をすること
最近の研究では、運動によって腸内環境が整えられるという報告があります※。適度な運動をすることで、腸の活動が活発になり、便秘解消にも役立ちます。
※出典元:「糖尿病ネットワーク–ウォーキングが腸内フローラを改善 運動をすると腸内菌が健康に–」
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2016/024666.php 2019年4月3日発表
3.睡眠時間をしっかり確保する
睡眠不足も腸内環境を悪化させる原因になります。と同時に、腸内環境が睡眠の質に影響するともいわれています。良い睡眠のためには良い腸内環境が、良い腸内環境のためには、良い睡眠が必要なのです。
4.規則正しい生活を心がける
食事のタイミングや就寝・起床時間、排便のタイミングなど、毎日の生活を規則正しく行うことで体内リズムが整い、腸内環境も整えられていきます。
5.脳をリラックスさせる
「脳腸相関」という言葉があり、脳と腸は密接に情報をやり取りし、互いに影響しあっています。ストレスが腸内環境を悪化させるのもこの働きのせい。逆に、脳がリラックスするような良い刺激を与えれば、腸内環境は整っていきます。
食事で育菌を促そう!
プレバイオティクスとプロバイオティクスを摂ろう
「プレバイオティクス」は腸内の善玉菌のエサとなり、増殖を促してくれる食品のこと。食物繊維やオリゴ糖が該当します。
一方、「プロバイオティクス」とは乳酸菌や納豆菌、酵母菌、麹菌、きのこ菌など、食品から摂取できる善玉菌のこと。これらの菌を含む食品を食べると、腸内の善玉菌を増やしてくれます。「プロバイオティクス」を摂るには、和食がおすすめ。醤油や味噌には麹菌が、納豆には納豆菌が、ぬか漬けには乳酸菌が含まれています。いずれかの菌を毎食1種類は食べるようにしましょう。
腸内環境を乱す食事とは?
スナック菓子や揚げ物などの脂っこい食事や、食物繊維の少ない甘いお菓子などは、悪玉菌の餌になります。脂身の多いお肉などを食べるときは、食物繊維が豊富な野菜も一緒に食べるようにしましょう。また、暴飲暴食も悪玉菌を増やすのでご注意を!
[文:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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