加齢臭を防ごう!臭いについて気をつけること3選
また、フェムゾーンも意外に臭いの原因になることがあります。
特にGSM(閉経関連尿路生殖器症候群)になると、外陰部の皮膚が薄くなり血流が弱くなって、細菌性膣炎というのになりやすいです。
元々は体を守ってくれる乳酸菌が膣の中にいて、臭いを予防してくれるのですが、女性ホルモンが減って外陰部の乾燥が進んでくると、悪玉菌が増えてきます。
これを予防するには、乳酸菌製剤を摂取することで良い乳酸菌を増やすことにつながります。
口から摂取してもいいですが、最近は膣の中に入れる乳酸菌も出ているので、これらを利用して臭いを抑えることもおすすめです。
それでもなお臭いが気になるひとは、少量の女性ホルモンを投与して対処することも可能なためクリニックに相談するのもいいかもしれません。
そしてメンタルの話ですが、メンタルの調子が悪いと、臭いが気になることもあります。
特に更年期になると、自分の臭いがくさいなと感じる場合もあります。その場合は更年期障害向けのホルモン補充に取り組むこともおすすめです。
ほかにも原因としては疲れが溜まったり、自身のケアが行き届かなくなるとにおいに敏感になる場合もあります。その場合は睡眠、食事など十分なケアを行い、対策してみてください。
加齢臭に関してはなかなか話題にしにくい面もあるかと思います。悩みを抱え込まずに女性クリニックなどに相談に訪れてみてください。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[女性医療クリニックLUNA]
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