妊婦さん必見!妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)予防の4つのポイント
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妊娠中に気を付けなければならないことの1つが妊娠高血圧症候群。妊婦さんの20人に1人の割合で起こると言われています。妊娠中の人もこれから妊娠を望んでいる人も、ママと赤ちゃんを守るために予防方法を知っておきましょう。
妊娠高血圧症候群とは?
妊娠高血圧症候群は以前「妊娠中毒症」と呼ばれていたもので、名前の通り高血圧がみられたり、タンパク尿を伴なったりすることが特徴です。はっきりとした原因はわかっていないのですが、妊娠後期にとくに症状が出やすいとされています。
診断方法
時期:妊娠20週(中期)~分娩後12週
・高血圧(数値:収縮期140mmHg以上 拡張期90mmHg以上)
・高度のタンパク尿(尿中タンパクが1日当たり0.3g以上)
妊娠高血圧症候群になりやすい人とは
・ママの年齢が高い(35歳以上で発症率が上昇)
・糖尿病、高血圧、腎臓の病気などの持病がある
・肥満(BMI25以上、妊娠前の体重が55kg以上)
・初産婦
・多胎妊娠
・母親や姉妹など身内になった人がいる
発症に伴うリスク・合併症
<赤ちゃん>
・母体の胎盤機能低下による発育不全、流産、死産
・胎盤の剥離による胎児死亡
<ママ>
脳:けいれん発作(子癇(しかん))・脳出血
内臓:腎臓機能障害・肝臓機能障害・肺水腫・HELLP症候群(血液中の赤血球が壊され、血液凝固に支障が出たり多くの臓器がダメージを受ける)
これらに当てはまらない場合でも発症したり、発症時期や症状にも個人差があります。万が一なった場合でも、早期に発見して治療することが大切です。