腕立て伏せって簡単なようで奥が深い!フォーム次第で鍛えるところが変わるって本当?
腕立て伏せは、誰もが知っているメジャーなトレーニング。みなさんも一度はやったことがあるのではないでしょうか。
しかし、具体的にどこを鍛えるトレーニングか知っていますか?腕立て伏せというのだから「腕」と思う方も多いのでは。実は鍛えられるのは腕だけではないのです。腕立て伏せは、正しく行えば上半身を総合的に鍛えることのできる最強トレーニングなんです!腕が太くなるかも?と敬遠してきた女性にもうれしい効果がありますよ。ぜひやってみてくださいね。
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腕立て伏せで主に鍛えられる部位
腕立て伏せで鍛えられるのは主に胸の大胸筋。
その他にも肩の三角筋、上腕などの上半身を鍛えることができるのが腕立て伏せです。
猫背を改善しながら、鎖骨から胸にかけてのラインをすっきりとさせて、上半身全体のラインを整えるので、厚い胸板をつくりたい男性はもちろん、バストアップしたい女性にもぜひ取り入れてほしいトレーニングなのです。
正しい腕立て伏せのやり方
1.両手を肩幅よりやや広めに広げ、指先は少し内側に向けて腕立て伏せの姿勢になる(両手の指先&額を落とす位置で正三角形をつくるイメージ)。
2.息を吸いながら腕を曲げて胸を下す。このとき胸が両手の間にくるように下ろす。脇は開きすぎないように、60度くらいの角度をキープしながら、ゆっくりと行う。
3.息を吐きながら1の姿勢に戻す。この時にカラダはまっすぐの状態をキープし、お尻が下がったり、背中が曲がったりしないよう注意する。これを15回×2~3セット行う。
POINT
●胸に効いているか意識しながら行う
●胸に効かせるためには、両手と胸の位置が一直線上にくるようにする
●腕立て伏せの姿勢が難しい場合は、ひざをつけてもOK