生よりも栄養価アップ?冷凍保存がおすすめ
■冷凍保存が向かない食材は?
水分や食物繊維の多い野菜
冷凍保存には様々なメリットがありますが、なんでも冷凍できるわけではありません。一度凍らせた食品は、冷凍前と同じ状態に戻るわけではないからです。水分や食物繊維の多い野菜は、解凍したときに歯ごたえやみずみずしさが損なわれるため、冷凍保存に不向きだとされています。
ただ、冷凍前にゆでたり、塩を振ったりして「ひと手間」加えると、栄養やおいしさが大きく損なわれるのを防ぐことができます。
当たり前のことですが、どんな食材も永久に保存するのはできませんので、1ヶ月を目安に使い切るようにしてください。
■上手な冷凍保存の方法
●使いやすい状態に小分けする
薬味にする、スープに使う、味噌汁の具にするなど用途や使いたい量によって小分けしておくと、必要なときにすぐに使えて便利です。
●下ごしらえをしてから保存する
食材によっては、軽く火を通すもの、しっかりボイルするもの、つぶしておくのがいいものなどがあります。おいしく食べるために、それぞれの特性に応じた下ごしらえを済ませてから冷凍しましょう。
例)青菜の下ごしらえ
1.青菜を熱湯でサッとゆでる
2.加熱後、氷水につける
3.水気を切って小さくカットする
【参考文献】
「冷凍の科学」.一般財団法人ベターホーム
http://www.betterhome.jp/lp/book_01/
(参照 2019-09-07)
「文:けんこうフィットNEWS 」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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