東洋医学における生理痛の対処法
鍼灸治療では、主に「脾」「肝」「腎」を中心に治療を組み立てていきますが、生理痛は前述したように、冷えや食生活の問題が大きくからんでいることが多いので、生活習慣の見直しが必要なことが多いです。
女性は、ある意味月に一回、自分の体調をチェックできる機会があるとも言えますので、生理痛をあまり軽く見ずに、東洋医学的な考え方から取り組んでみるのも一つの手ですよ。
東洋医学用語説明
肝:現代医学的な肝臓とは少し違い、東洋医学では心身共に適度な緊張感で機能するように調節する作用、全身各部へ必要な血液量を分配する機能、胆汁を作る機能を持つ主要臓腑とされる。
脾:現代医学的な脾臓とは違い、東洋医学では消化吸収を司り、水の代謝調節、出血の調節する作用があるとされる。
腎:現代医学的な腎臓とは少し違い、東洋医学では全身における水の調節機能、成長・生殖に関する機能を持つ主要臓腑とされる。
[文:蓬松(ほうしょう)鍼灸治療院]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】そのめまい、メニエルかも!?メニエル病のメカニズムとストレス
【関連記事】腕があがらないほどの痛み「四・五十肩」になる本当の原因
1 2