お口の乾燥にも要注意?風邪やインフルエンザへのリスクと対策とは
お口の乾燥による全身への影響
お口の中が乾燥していると、実は全身の健康にも影響を与えます。
空気が乾燥していると、菌やウィルスのはたらきが活発になります。さらにお口が乾燥することでのどの粘膜が炎症を起こしやすくなり、防御機能が低下して菌やウイルスが体内に侵入しやすくなります。
結果として、冬場は活発になった風邪菌やインフルエンザウィルスがお口から体内に入りやすくなり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
風邪やインフルエンザにかからないためにも、お口の乾燥を防ぐことが大切です。
ご自身でできるお口の乾燥への対策
では、お口を乾燥させないためにはどのような対策を行えばよいのでしょうか?
・お部屋の最適湿度を保つよう心掛ける
まずはお部屋の湿度を一定以上にキープするように心がけましょう。
特に室内で暖房を使用する際は、濡れたタオルを干したり加湿器を利用してお部屋の湿度を40~60%程度に保つように心掛けます。
最適な湿度に保つことで、お口の中も乾燥しにくくなります。
・お水をこまめに飲みお口の中を潤す
特に冬場はこまめな水分補給を心がけましょう。
喉が渇いてからお水を飲むのではなく、小まめにお水やお茶を飲むようにしましょう。
・家に帰った際はうがいをする
うがいをすることで、お口の中が潤います。
風邪やインフルエンザの予防のためにも、お家に帰った際は必ずうがいをするようにしましょう。
そのほか、お口の中を乾燥させないように以下のことを心がけましょう。
・普段から鼻呼吸を意識する:口呼吸はお口の乾燥につながります
刺激の強い飲食物を摂り過ぎないよう心掛ける:塩分、香味料、カフェインを含むコーヒーなど
お口の乾燥対策に役立つ唾液腺マッサージ
上記のようなことを意識するほか、ちょっとしたすき間時間に唾液の分泌を促す唾液腺マッサージを行ってみるのもおすすめです。
・唾液腺マッサージ
三大唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下線)を押すと唾液が出やすくなります。
耳下腺…耳たぶの前を親指以外の指四本で円を描くように押します
顎下腺…顎下の骨の内側を両手の親指で押します。
舌下線…顎の下から舌を上げる様に両手の親指で押します
まとめ
今回はお口の乾燥によるリスクと対策についてご紹介しました。特にコロナウィルスの感染が拡大している今、ちょっとした鼻風邪をひいても気になってしまいます。
お口の乾燥は全身の健康にも影響を与えます。しっかりと乾燥対策を行い、風邪やインフルエンザにかからないようにしてくださいね。
[文:ホワイトホワイトビューティー(https://whitebeauty.tokyo/)]
監修:石井先生
店舗:恵比寿本店・LUMINE新宿店・LUMINE有楽町店
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。