ダイエットの大きな壁~「停滞期」の克服方法 チートデイを作ろう~
チートデイを実行するタイミング
チートデイを行うタイミングは、「停滞期」に入ってから!
「停滞期」は、ダイエットをはじめて1~2ヵ月の間に体重の5%の減量に成功した時に多くなると言われています。例えば、体重60kgの人が1~2ヶ月の間に-3kgの減量に成功した場合、停滞期に入りやすいと言えます。
言い換えれば、ダイエットの出だし(1~2週間)で「停滞期」に入ることはまず考えられないのです。「ホメオスタシス機能」が働いていない方がチートデイをやってしまうと、ダイエットどころか、ただの体重アップに繋がりかねません。
チートデイをはじめる時は、自身のダイエットの期間、体重の減り具合なども見て本当に「停滞期」なのかをよく判断したうえで行いましょう!
チートデイのやり方
ダイエットをするうえで、まず考えるのが 「消費カロリー」と「摂取カロリー」です。ダイエットの時は、「消費カロリー」 > 「摂取カロリー」に調整することで体重を減らしていきますね。
チートデイ時は、逆に 「消費カロリー」 < 「摂取カロリー」で調整していきます。
チートデイの「摂取カロリー」は、男性は「基礎代謝の約3倍の量」、女性は「基礎代謝の約2.5倍の量」を目安にとっていきましょう。
例えば、女性の方で、基礎代謝が1200calだとすれば、これの2.5倍ですから、
1200cal×2.5=3000cal
チートデイに摂取するカロリーは、「3000cal」になります。
ただし、チートデイを行う期間は1日。終えた翌日からは、また元のダイエット中の食事に切り替える事が大切です!多いのが、「1日ぐらい延期しても大丈夫~」という考えで、食欲が抑えることが出来ず失敗してしまうケースです。「チートデイ」を行う前から、1日だけと強く意志をもって行っていきましょう。
チートデイのオススメの食事方法
チートデイでは「摂取カロリーを調整する」という点を押さえたところで、次は「食事の内容」です。ここで、ポイントとなってくるのが 「糖質」 と 「脂質」 の2つです。
例えば、糖質制限のダイエットを行って「停滞期」を迎えた人は、チートデイでは炭水化物(糖質)を多く食べていくことが効果的です。
また、カロリー制限のダイエットを行っている人は、チートデイでは糖質、脂質、タンパク質の量を増やし、カロリーを多めに摂っていくようにしていきましょう。
ただ、チートデイはストレスを発散できるタイミングでもあると言えます。食べたいものを優先的に食べて、気持ちを潤わせてあげるのもチートデイの1つのメリットですね。
チートデイの注意点
途中でも言及してきましたが、チートデイを行う際での注意点が3つあります。
1.計画的に行う!
⇒期間(通常1日)、食べる内容、食べるカロリーをしっかり決めて行いましょう。
2.中途半端に行わない!
⇒「ホメオスタシス機能」を解除させる為の目安カロリーは、「基礎代謝量×2.5~3のカロリー」。これを大きく下回りすぎるとただの体重増量になりかねません。いきなり食事量を増やすのは怖いかもしれませんが、ダイエットを頑張ったご褒美だと思って1日思いっきり食べてみましょう。
3.チートデイを行う必要があるのか?判断して行おう!
⇒これが1番大事!チートデイをやるべきか?やらないべきか?まずは、この点を見極める事が大切です。こちらを参考にまずは、今の状況をチェックしていきましょう。
おわりに
停滞期を乗り越えた人は、ダイエットを制したと言っても過言ではありません!
まずは、自身の状態を見つめ、実践してみてください。
[文:DIETA(麻布十番・さいたま新都心・目黒・立川) パーソナルトレーニング]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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