寝てもとれない疲れをとる「神マッサージ」のやり方
▼こめかみのマッサージ
両手を軽く広げ、小指球(手のひらの小指の付け根の、盛り上がっている箇所)をこめかみの下あたりにぐっと押しあて、グルグルと後ろ回しで10回マッサージします。
その後、両手をこめかみの、くぼみのあたりにあて、やはり10回マッサージします。
①こめかみの下あたりに手を置き、小指球をぐっと押しあてます。
そのままグルグルを後ろ回しで10回マッサージします。
②手の位置をこめかみのくぼみあたりに移し、小指球をぐっと押しあてます。
そのままグルグルを後ろ回しで10回マッサージします。
▼後頭部のマッサージ
両手でこぶしを作り、小指の第3関節を後頭部の耳の下、頭蓋骨の下の端あたりにぐっと押しあてます。
そして、頭蓋骨の下のラインに沿って手を中心部へ移動させながら、4段階に分けてマッサージします。
1段階につき、10数えるくらいの長さを目安にしましょう。
①小指の第3関節を後頭部の耳の下、頭蓋骨の下の端あたりにぐっと押しあてます。
そのまま10数えながら、グリグリと左右に細かく手を動かし、マッサージします。
②手の位置を頭蓋骨の下のラインに沿って、少し中心に近づけ、小指の第3関節をぐっと押しあてます。
そのまま10数えながら、グリグリと左右に細かく手を動かし、マッサージします。
③両手を頭蓋骨の下のラインに沿ってさらに少し中心に近づけ、小指の第3関節をぐっと押しあてます。
そのまま10数えながら、グリグリと左右に細かく手を動かし、マッサージします。
④片方の手の小指の第3関節を、後頭部の左右の真ん中、髪の生え際の少し上の、くぼみのあるあたりにぐっと押しあてます。
そのまま10数えながら、グリグリと左右に細かく手を動かし、マッサージします。
▼側頭部を温め、リラックス
目を閉じて両方の手のひらを側頭部の耳の上あたりにあて、頭皮をやや引き上げます。手の温もりを感じながら30数え、最後に大きく深呼吸して、手を離します。
「手が冷たい」「なかなか温まらない」と感じた方は、手を10〜20回素早く擦り合わせ、手を温めてから行いましょう。
一度やっただけで、頭の中がスッキリし、視界がクリアになるのが感じられるはずです。
朝起きたときに、家事や仕事の合間に、夜寝る前に・・・。
思い立った時に、やってみてください。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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【参考文献】
『寝てもとれない疲れをとる神マッサージ』(アスコム刊)
【著者】
寺林陽介(てらばやし・ようすけ)
六本木・寺林治療院院長。
1996年にあんまマッサージ指圧師、鍼師、灸師の国家資格を取得し、父の治療院で本格的に修業を開始。
24歳のときから一人で治療院を運営し、現在に至る。
2008年には南青山でも完全紹介制・完全予約制の治療院を開設し、2014年4月、東京都港区六本木に移転。
患者に心から満足してもらえる治療院を追求している。
どこに行っても楽にならなかったという患者ほど違いを実感する「疲れとりマッサージ」を行い、多くの著名人から評判を得ている。
著書『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』(アスコム刊)は30万部のベストセラーになり、テレビ、雑誌など多数のメディアで注目を集めた。
【監修】
内野勝行(うちの・かつゆき)
帝京大学医学部医学科卒業。
都内病院の神経内科外来や千葉県の療養型病院副院長を経て 現在金町脳神経内科・耳鼻咽喉科院長、帝京大学医学部附属病院神経内科非常勤医。
日本内科学会認定医。厚生労働省認定認知症サポート医。日本体育協会公認スポーツドクター。 日本神経学会会員。
専門は脳神経内科だが、鍼灸や漢方といった東洋医学も取り入れ、 患者さんの体全体の調和がとれるようアドバイスを行っている。