ツボを刺激して日頃の疲れを解消
お灸というと、お年寄りがするものというイメージがあるかもしれませんが、「お灸女子」なんて言葉があるほど、若い女性を中心に人気があります。
お灸とはどのようなケアなのかを踏まえた上で、簡単にできるセルフお灸のやり方などをご紹介します。
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■そもそもお灸とは?
お灸とは一般的に、身体のツボに乾燥したモグサを置いて燃やす治療法を指します。モグサとは、ヨモギの葉の裏にある白い綿毛の部分です。日本ではヨモギは草餅の材料として知られていますが、ヨーロッパでは「ハーブの女王」と呼ばれており、古くから万能薬として用いられてきました。
■お灸の基本
基本的に東洋医学の考え方があります。東洋医学では、身体には「経絡」というエネルギーの通り道があり、その流れが滞ると心身に不調が起こると考えられています。経絡が交わるポイントが「経穴」で、いわゆるツボのことです。お灸ケアでは、熱でツボを刺激することで血行を促し、身体の調子を整えていきます。
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