インフルエンザ予防にも!秋冬に歯みがきケアを強化するべき理由
手洗い・うがい+口腔ケアでインフルエンザ予防
新型コロナウイルスが流行したことでマスクの着用や手指消毒を行っている方は多いと思いますが、細菌の数を減らすための効果的な歯磨きのタイミングをご存知でしょうか?
口腔内には口腔常在菌という常にお口の中に存在している細菌もいますが、これらは外部からやってきた菌から守ってくれる役割も持っています。
そのため「口の中に菌がいる」ということ自体は悪いことではありません。
しかし、増えすぎてしまうと虫歯や歯周病、インフルエンザなどの感染症も発症しやすくなってしまうので「口腔常在菌の数を歯磨きでコントロールする」ということが重要になってくるのです。
朝・昼・晩の歯みがきポイント
お口の中の細菌を減らすための効果的な歯磨きをするタイミングは「朝起きてすぐ」と「夜寝る前」です。
夜寝ている間は唾液量が減少してお口の中は乾燥状態になります。
その結果、睡眠中は細菌が増え続け、朝起きたときには急激に細菌の数が増えているのです。
朝起きて歯磨きをせずに朝食を摂ると、飲食物や唾液と一緒にウイルスや細菌も身体のなかに取り込むことになります。
「夜寝る前」の歯磨きで細菌をしっかりと減らし、「朝、起きてすぐ」の歯磨きで寝ているときに増えた細菌を除去することが大切です。
口腔内をより清潔に保つためには「こまめな舌磨き」もおすすめ
舌の表面には舌乳頭という細かい突起があります。この舌乳頭は食べかすや細菌・剥がれた粘膜などが溜まりやすく、汚れや乾燥が原因で白い苔状の塊の舌苔(ぜったい)ができてしまいます。
舌苔を取り除くためには舌専用のブラシを使います。
歯磨き粉はつけずにお水だけで中央部分から手前にかき出すように汚れを除去します。
舌中央から始めて吐き気がする場合は無理に行わず舌の先から徐々に磨きましょう。
専用のブラシがない場合は歯ブラシでも良いですが、かための歯ブラシでゴシゴシ強く磨いて傷になってしまうと炎症を起こしてしまい口臭の原因になることもあります。
舌苔をすべてを取り除く必要はなく、ピンク色の舌表面にうっすらと白色っぽくなっていれば健康な状態なので、優しくなでるように磨くのがポイントです。
まとめ
インフルエンザや風邪予防には、うがい・手洗い・手指消毒のほかにも正しい歯みがきケアが重要です。
特に今年の冬はインフルエンザに加え、コロナウィルス感染拡大が懸念されます。
夜眠る前・朝ごはん前に歯みがきをしっかり行い、いつもとは異なる今年の冬を乗り越えましょう。
[文:ホワイトホワイトビューティー(https://whitebeauty.tokyo/)]
記事監修:石井先生
店舗:恵比寿本店・LUMINE新宿店・LUMINE有楽町店
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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