「暑熱順化」とは?梅雨の間に暑さ慣れする夏バテ対策
体を夏へ順応させる「暑熱順化」
暑熱順化とは、夏の暑さに耐えられる体になる事です。
かつては誰でも梅雨の間に暑さに少しずつ慣れて順化しましたが、冷房のある環境で過ごす現代人には積極的に暑さに順化するための対策が必要のようです。
梅雨明けまでに順化しておけば、熱中症にかかるリスクをぐんと下げられると言われています。暑熱順化をした体、していない体には様々な違いが出てきます。
暑熱順化をした体は、
・皮膚の血液量が増加しやすい
・汗の中に出るナトリウムが減る
・体温が上がりにくい
・水分補給で体液量が回復しやすい
これによって、熱中症になりにくくなります。
暑熱馴化していない体は、
・皮膚の血液量が増えにくい
・汗で排出させるナトリウムが多い
・体温が上がりにくい
・水分補給で体液量が回復しにくい
よって、熱中症になりやすくなります。
暑熱順化させるポイントは自力で汗をかく練習をすることです。