大好きなコーヒー、毎日飲んでも大丈夫? ダイエットの意外な味方「飲み物」に注目
コーヒー、1日何杯飲んでますか? ダイエットに効果的な飲み物とは?
小林さんが水分補給と不要物を体外に排出するためにオススメしたいのが、「飲み物と摂り方の工夫」。
「利尿作用が高い飲み物では、コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶などのカフェイン入りの飲み物がオススメです。ノンカフェインが良い人は、ハーブティーでもOK。フレーバーによってリフレッシュにもリラクゼーションにもなるので、気分によって飲み分けられるよう数種類常備しておくといいですね。」(小林さん)
毎日飲んでいるコーヒー。朝起きて1杯、出社して缶コーヒー1本、ランチに、午後の眠気覚ましに……と、働いている人は特にコーヒーを飲む機会って多いんですよね。 そこで、ダイエット向きのコーヒーの飲み方を教えて頂きました!
ドリップ? それともエスプレッソ?
飲み物の中でもコーヒーはカフェインが多く、利尿作用があります。コーヒーの種類や抽出する時の温度などによってカフェインの量に違いがあります。1日に飲んでも良い量の目安として、濃いものはコーヒーカップ3杯程度、薄いものは4杯程度。缶コーヒーの場合は「無糖」を選んで2本まで。飲み過ぎは胃腸に負担をかけることもあります。また、長期的なカフェイン摂取は高血圧リスクが高くなる可能性もありますので気を付けましょう。
ミルクは入れてもいい?
牛乳には「乳糖(ラクトース)」と呼ばれる「糖」が入っています。甘さ控えめなので摂り過ぎてカロリー過多を招いたり、特に男性は乳糖が分解されずにお腹がゆるみやすくなることもあります。コーヒーに入れるなら、牛乳よりは脂肪も糖質も少なめの「無調整豆乳」がオススメ。
炭酸水は、量によって食欲を増進させる!
炭酸水は満腹感が得られるし、ダイエットに良さそうと好んで飲んでいませんか?
「むしろ逆です。人によっては、炭酸水は食欲を増加させる作用があります。炭酸水で満腹感を得たいと思ったら、ペットボトル500mlくらいは飲む必要があります。少しずつ飲むと、かえってお腹が空いてしまいます。」(小林さん)
逆にたくさん食べたい時は、お店に行く前にコップ1杯の炭酸水を飲んでおくと胃が活発になってたくさん食べることが出来るほど、炭酸水には食欲増進効果があるのだとか。口当たりがよくてサッパリしているから飲みやすいけど、ダイエット中は注意が必要ってことですね。
運動の後はスポーツドリンクが良いというのも勘違い!
炭酸水ダイエットと同じように勘違いしていることがもうひとつあります、と小林さん。
「スポーツドリンクは運動をした後に飲むものと思っている人、多いですよね。実は、スポーツドリンクには多量の砂糖が入っています。だから飲みやすいし、飲みすぎちゃうことも。軽いウォーキングや1時間程度の軽い運動の後は、水を飲むことをオススメします。汗だくになるようなトレーニングの後は、ナトリウムを含んだスポーツドリンクがおすすめです。砂糖の多い甘いスポーツドリンクは必ず水で薄めて飲むようにしましょう。」(小林さん)
日常的に飲んでいた飲み物を少し変えるだけでダイエット効果がグンとアップ!
さらに運動をプラスして、むくみの原因となる「重力」に負けない筋肉をしっかりつけておくことも大切。
身近にできることからすぐに取り入れて、かしこくダイエットしましょう。
小林さんからのアドバイス
体に取り入れた飲み物はダイエットと密接な関係があるということを、日々の生活の中で意識するだけで太りにくい体づくりに役立ちます。特に甘いと感じる味は依存性があり、飲むことが習慣になってしまうことがあります。砂糖だけでなく、人工甘味料も選ぶ時にチェックしてみて下さい。日々の積み重ねがスッキリボディにつながりますよ。
[文:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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