摂りすぎ注意!塩分の適量と働きについて
塩分の適量
健康な成人の一日の食塩摂取量は、男性8.0g未満、女性7.0g未満とされています(日本人の食事摂取基準2015年版 食塩摂取量の目標量)。
また、高血圧の治療が必要な人は6g以下、腎臓疾患を持つ方は、状態によって3~6g以内を目標とされます。
ちなみに、WHO(世界保健機関)による減塩目標は5g。
日本は塩分が多い醤油や味噌などの調味料の使用や漬物など塩による保存が多い文化的背景から、上記のような目標となっているようです。
塩は、汗や便、尿によって身体の外へ出ていきます。
激しいスポーツなど汗をかくときや下痢をしているときなどは、適量に関わらず塩分補給も重要です。
一方で、摂りすぎると身体にさまざまな影響を与えるのです。
どのよう症状が現れるか、みていきましょう。
塩を摂りすぎたときに起こる症状
のどが渇く
摂取したナトリウムが過剰になり、ナトリウムの運び役のカリウムとのバランスが崩れると、カリウムの代わりに水分を取り込み、塩分濃度を薄めようとします。
塩分濃度を薄めるために水を欲する指令が出て、のどが渇くのです。
血圧が上がる
血圧とは、血管の壁にかかる圧力のことです。塩分濃度を薄めるために水分が増え、血液量が増し、血圧が高くなります。
むくみ
溜め込んだ水分が細胞からあふれると、細胞周囲にたまり、「むくみ」となります。
さらに、慢性的な塩分の過剰摂取は、病気を発症させる可能性もあります。
やはり、塩分は摂りすぎない方が最適といえますね、、、、
外食などの際は注意することをお勧め致します!!
[文:meilong スタッフ]
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meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)
大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。
世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。
千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。