噛むことと老化の関係
噛む回数が減るごとに、骨は弱くなりカラダが老けていくことになります。さらに、年齢を重ねるごとに硬いものが食べられなくなり、軟らかいものを好むようになります。そうなると、ただでさえ少なかった咀嚼回数がさらにさらに下がります。
すると行きつくところは、誤嚥を起こし肺炎にかかり、命の危険にさらされることになります。
いわゆる誤嚥性肺炎です。
噛む力はまさに生きる力といっても過言ではありません。
日本人の第3の死亡要因の肺炎。
高齢者の肺炎の7割以上が、食べ物が気管や肺に入ってしまう誤嚥によるものと言われています。
飲み込むための筋肉や神経の働きが低下してしまってるわけです。
噛みごたえのある食事やよく噛んで食べることが、その予防に繋がっていくことになります。
噛む、飲み込むも、立派な筋肉運動です。
使わなければその機能は失われます。
長い年月の習慣によってそうなるわけです。しかし今からでも、意識して習慣を変えることで変わり始めます。
良き歳を重ねて、できるだけ長く美味しいものを味わいたいものです。
[文:DIETA(麻布十番・さいたま新都心・目黒・立川) パーソナルトレーニング]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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