「たばこ」を不健康な要因ではなく健康のサポート役に?
このように何やかんやと煙たがれる「たばこ」だって、この世に生を受けた一群の生き物です。
社会に役立つたばこの使いみちを見付けるのは人間にしかできないことです。
この度名古屋大学などのチームがその有益になる用途として、多くの植物を「接ぎ木」できることを発見したそうです。(※2)
植物がしっかりと育つためには、その土地の性質(土壌)に合っていないと難しい。そうなるとそこの土と相性の良い植物しか生育できませんよね。その土地に適合する植物の茎や葉が付いた根と、食用野菜を実らせる植物とをたばこが間を取り持ち、繋いでくれる能力が高いという。その一例として、キクにトマトを実らせることに成功したとか。異種の植物を取り成す橋渡しになってくれるのです。たばこ農家を救うことと食料危機を回避できる手立てになればよいですね。
「たばこ」を社会に資する種としてプロデュースするのは人間の役わり。
たばこにワル者役(COPDの原因)からイイ者役(野菜栽培の縁の下の力持ち)に転向してもらいましょう。
【出典】
(※1)健検公式テキスト 増補改訂版「やっぱり禁煙」
(※2)2020年11月1日 読売新聞 くらしサイエンス
[文:健康わくわくサイト]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸
幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。