【ゴルフ】規格外のヘッドスピードを生むためにフィジカルを鍛える!
最後に行うのは『 スーパースピード 』です。
スーパースピードトレーニング
スーパースピードゴルフという練習器具を用いてこのトレーニングを行います。
スーパースピードゴルフとは、オーバースピードトレーニング原理というものに用いて作られたヘッドスピード向上をする為の道具です。
この道具を使用することによって自身の持っているスピードのリミッターを解除しより速いヘッドスピードを生み出すという物です。
今回はステップ打ちでスイングスピードのリミッターを解除していきたいと思います。
道具としては、黄・緑・青・赤の順に重さが重くなります。
女性は黄から3本、男性は緑から3本を使用します。
それではそれぞれの色で3回ずつ全力スイングを行なっていきましょう。
まずは緑クラブでのスイングです。
3回中1番速かったのは62.3m/sです。
続いては青でスイングを行います。
重さを上げた際は2~3m/sくらい落ちることを想定して行ないます。
青クラブでの最速は61/4m/sでした。
落ち幅が少なくしっかりと全力で力を出していることがわかります。
最後は一番重い赤クラブで行います。
赤クラブでの最速は56.5m/sです。
連続スイングの疲れもあるのかヘッドスピードがかなり落ちてしまいました。
実際に行う際は少し休憩を挟みながら行なってください。
息を整える程度のレストであれば問題ありません。
最後は最初の色のクラブの戻りフルスイングを行います。
ここで最初よりも速く振れるようにするというのがオーバースピードトレーニング原理になりますので力を抜かずにフルスイングをしていきましょう。
最後のトレーニングでは63.9m/sと最初よりも速いスピードを記録しました。
このようにリミッターを解除し身体を速いスピードにならし、実際のスイングスピードも上げていくことがこのトレーニングの最大の目的です。
まとめ
早いスイングをするためにはそれなりのフィジカルが絶対的に必要になってきます。
それと共に、強く反力を得ることができるか、体重をしっかりと左に移せるか、お腹を使って強く触れますかなど必要な要素は多いです。
スキル的な部分でも、ミート率やクラブの使い方もとても大事ですが、まずは速く振るMAX値を上げていくというのがヘッドスピードを上げる為の鍵になってきます。
フィジカルの要素もしっかりと高めながら、練習場などに行った際にはドライバーの技術関係なく、2~3球は力強くフルマックスのスイングをする練習もぜひ取り入れてみてください。
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。
ゴルフ体験トレーニングはこちらから
https://www.tg-fitness.net/trial/
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】2打目がOBなら次は何打目?初心者にもわかりやすいペナルティの数え方
【関連記事】ゴルフラウンド中にやってしまうNG行動4選!スコアに直結するので今すぐ止めよう
池田 裕介
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
米国のアスレティックトレーナーやストレングスコーチの必須資格とも言われているNASM-PESやMBSC-CFSCを取得。現在、トータルゴルフフィットネスでは「セルフマネジメント能力のある選手づくり」をテーマにジュニアゴルファーからプロゴルファーまで幅広く指導している。