子宮筋腫ってどんな病気?症状や原因、手術の可能性について
治療方法
治療方針は、下記によって決まります。
・症状の重さ
・年齢
・出産希望の有無
経過観察
・症状が軽い
・筋腫が小さい
・閉経が近い
場合は、定期的な超音波検査で様子を見ることが多いです。
薬物療法
症状がある場合、まず行われる治療です。
・痛み → 鎮痛剤
・貧血 → 鉄剤
また、
偽閉経療法(GnRHアゴニスト/アンタゴニスト)
ホルモンを抑えて一時的に閉経状態を作る治療です。
・筋腫を小さくする
・出血を抑える
※更年期症状が出るため、長期使用は難しい場合があります。
手術療法
近年は腹腔鏡やロボットを使った手術が主流で、入院期間も1週間以内が一般的です。
子宮筋腫核出術
筋腫だけを取り除き、子宮を残す手術。
・妊娠を希望する場合に選択
子宮全摘術
子宮をすべて摘出する手術。
・妊娠希望がない場合に選択
・術後は生理はなくなる
・卵巣を残すことでホルモンバランスは維持される
※卵巣があっても、45~55歳頃に更年期症状が出ることがあります。
その他の低侵襲治療
・子宮鏡手術(TCR)
・子宮動脈塞栓術(UAE)
・集束超音波治療(FUS)
これらは体への負担が少なく、2~3日程度の入院で行える場合もあります。
まとめ
子宮筋腫は無症状のことも多いですが、症状がある場合は生活の質(QOL)を大きく低下させます。
我慢せず、気になる症状があれば早めに婦人科へ相談しましょう。
[文:フェムゾーンラボ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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関口 由紀
女性医療クリニックLUNAグループ理事長、
(株)フェムゾーンラボ社長、
日本フェムテック協会代表理事
医学博士、
経営学修士、
横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学講座客員教授
日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、
日本性機能学会専門医、日本排尿機能学会専門医、日本女性骨盤底医学会認定専門医







