バランス良い栄養補給が健康的な身体づくりに寄与する
そこで注目されているのが代替肉です。もちろん魚からもたんぱく質を摂取できるし、鶏卵や大豆など植物性たんぱく質を使って、あたかも食肉を使ったと思わせる料理が考案されています。豆腐ハンバーグはその代表例です。見た目にも満足させてくれますよね。
だけど「たんぱく質クライシス」を乗り越えるには、いままで注目されなかった食材を発掘して活用したいところです。
その担い手として脚光を浴びて来たのが昆虫食です。コオロギで出汁を取ったスープ、粉末を練り込んだ麺、醤油やトッピングにもコオロギを食材として用いたラーメンがあります(※3)。大手企業もコオロギせんべいを販売しています。
わたしの故郷の信州には伝統的な昆虫食の文化が息づいています。「蜂の子」「イナゴ」「ざざむし」の佃煮は幼小の頃からよく目にしていました。実家の離れに住んでいたおばあさんが、入れ歯をカクカクいわせながら(当時は入れ歯安定剤なんてありませんでした)、イナゴの佃煮をおかずにごはんを美味しそうに食べていたのを思い出します。厳しい信州の冬を乗り越えるための貴重なたんぱく源だったのでしょう。5大栄養素のひとつミネラル(カルシウム)も摂ることができたはずです。今も松本駅のおみやげ屋さんの棚に、これらのビン詰めが並んでいます。この古くからある食文化としての昆虫食を、地元の高校生たちが試行錯誤を繰り返し地方創生プログラムとして創り上げ、自治体などとも連携している実行力はすばらしい。
遅ればせながら私も何かお手伝いしたいと思っています。
夏の花として象徴的な「ひまわり」。
肥沃な土地,夏の強い日差し,そして高い気温などは、芽吹き、太い茎を立てて大きな葉を広げ、堂々と花を咲かせて多くの種を落とすための至適条件です。
人間も健康的な身体を維持する至適条件をそろえることが肝要なのです。
【出典】
(※1)健検公式テキスト増補改訂版 ヘルスプロモーションと健康格差
(※2)2020年9月21日 読売新聞 地球を読む
(※3)2020年8月22日 同 地域
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸
幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。