睡眠中は、身体は何をしている?
動物である私たちヒトには、しっかり休息することも必要とされています。
例えば、お仕事の合間にティータイムや他愛ない雑談などでも、もちろん気持ちを切り替えたりできますが、一日の疲れをリセットするには やはり睡眠をとることが大切ですね。
では、眠っている時には・・・
身体の中でどのようなことがおこなわれているのでしょうか?
まず、目覚めている時よりも呼吸が落ち着いているので、気持ちも穏やかになり余計な緊張が解けてリラックスしていきます。
そうすると、内臓の…特に消化器系の働きが活発になるので、しっかりと栄養を吸収し、不必要な老廃物を排出する作業がおこなわれます。
栄養素や酸素・老廃物は血液やリンパ液などによって全身へ運ばれたり体外へ排出されたりするので、体液の循環がスムーズになるようにリラックスする必要があるんですね。
また、フル稼働の脳には神経細胞があり、日々の生活の中で得た刺激や情報を整理していかなければなりません。胎児の時に作られる脳細胞の数は、大脳だけで約140億〜160億個とも言われています。それらが刺激を受けることでシナプスが繋がり、情報の伝達や記憶など様々な機能を高めていくのです。そのファイル整理は睡眠時におこなわれるので、特に乳幼児期にとって睡眠は大切なことがわかりますね?
他にも、睡眠は私たちに様々な効果をもたらします。
寝る子は育つ
昔から言われてきた言葉です。
睡眠時やリラックス時に特に分泌量を増すと言われる成長ホルモン。その影響とともに筋肉が弛むことで栄養が届けられ、骨の成長を助けること、さらには知能の発達にも繋がります。