ごぼうの驚くべき効果効能
根菜の代表格ともいえる「ごぼう」。昔からごぼうなどの根菜類はカラダを温める効果があるといわれており、カラダが冷えやすい秋から冬にかけては煮物や鍋などで大活躍の食材です。
ごぼうの栄養成分と効果
食物繊維
ごぼうには、100gあたり5.7gもの食物繊維が含まれており、水溶性・不溶性どちらの食物繊維もバランス良く含んでいます。
水溶性食物繊維は、腸内で糖質や脂質の吸収を抑え、糖尿病や動脈硬化の予防が期待できます。不溶性食物繊維は、水分を吸収して腸内で膨らむことで、腸を刺激して便通を促す働きが期待できます。
なかでも、多糖類の一種であるイヌリンと呼ばれる成分には糖の吸収を抑える働きだけでなく、善玉菌を増やし老廃物の排出を促す働きがあります。
アルギニン
アミノ酸の一種で、通常は体内で合成できますが、成長期の子供や外科手術後、体力消耗時などに不足しがちな成分です。成長ホルモンの分泌を促進する効果や、免疫機能の向上などが期待できるといわれています。
カリウム
体内の水分・塩分調整に深い関わりがあり、むくみや高血圧の予防が期待できます。
ポリフェノール
ごぼうの切り口の色が変わりやすいのはポリフェノールが多いことによります。ポリフェノールには抗酸化作用があり、生活習慣病予防が期待できるといわれています。
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