はちみつの栄養とおいしい食べ方
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はちみつは採取する花の種類、産地によって異なるフレーバーが楽しめます。甘味料や調味料として楽しめて、しかも美容と健康増進に効果的。いろいろな種類の中からお好みのものを見つけて、はちみつを美活に活用してみませんか。
はちみつの栄養成分と効果
鉄分
鉄分は血液中で酸素を運ぶ「ヘモグロビン」を構成する材料になります。鉄分が不足すると、ヘモグロビンの濃度が低下し、カラダに酸素が十分に運ばれず、鉄欠乏症貧血を引き起こしてしまいます。 そば・しなのき・栗などから採れる濃色のはちみつには、鉄分が5.0mg/100g 含まれ、淡色はちみつの約6倍以上も豊富です。
ビタミンB群
ビタミンB群は食事で摂り入れた糖質・脂質・タンパク質を効率よくエネルギーに変える代謝を助けます。ビタミンB群の一種、ナイアシンはアルコールの分解を助ける補酵素としての働きや、皮膚の健康を保つ作用があります。
糖質(単純糖)
はちみつの主成分は、果糖とブドウ糖の単糖類です。これ以上分解されない糖質のため、即エネルギーとして使われ、疲れた時や運動前後の栄養補給にぴったり。また、砂糖よりも甘味度が高く、砂糖の大さじ1杯とはちみつの小さじ1杯は同じ甘さを感じることができます。
さらに、カロリーを比べてみると
・砂糖は384kcl/100g
・はちみつは294kcl/100g
とはちみつのほうが低いので、カロリーを控えているときのデザートや料理にフル活用してみてください。
グルコン酸
有機酸の1つ、グルコン酸はグルコースの酸化生成物です。アミノ酸の中でも唯一ビフィズス菌を増やす作用があり、腸内環境を整えて便秘改善に役立ちます。
また、抗菌作用も強く、湿度が高まってくる6月頃から夏にかけては腐敗防止に調味料として使うのもおすすめ。