小豆の驚くべき効果効能
おいしい食べ方
小豆は水に浸す必要がなく、豆類のなかでも手間が少なく調理できます。また、圧力鍋を使えば、煮る時間も短縮できます。
えぐ味を除くために何度か茹でこぼすこともありますが、茹で汁のなかに水溶性のサポニン・アントシアニン・カリウムが溶け出てしまいます。これらの栄養素を効率よくとり入れるなら、茹で汁を捨てずに黒豆茶のようなイメージでそのまま飲むのがおすすめです。もしくは、浮いたアクを丁寧に取りながら煮詰めて水分を飛ばすと栄養素を無駄なく摂ることができます。
おすすめレシピ
■きなこ入り水ようかん
和菓子は洋菓子に比べてカロリーが低く、ダイエッターの間食に向いています。レシピではゆであずきの缶詰を使っていますが、ご家庭で煮た小豆を使ってもOKです。煮た小豆は、小分けにして冷凍しておくと便利です。
お菓子にお料理に幅広く使える小豆。味付けをせずに茹でておくと、サラダや煮物に加えて簡単にとり入れることができます。小豆を上手に使ってむくみや便秘の緩和に役立ててくださいね。
【参考】
(※1)中村丁次監修 「栄養の基本がわかる図解辞典」成美堂出版 (2008年、132~133、147ページ)
(※2)吉川敏一/辻智子編著 「医療従事者のための【完全版】サプリメント 機能性食品ガイド」 講談社出版(2004年、254~261ページ)
文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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