冷えの改善は食から
4.ビタミンB群
ビタミンB群の中では、B1とB2が効果的です。体内にとり込まれた脂質・糖質・たんぱく質をエネルギーに変える際に必要な物質です。最近特に問題なのは、ビタミンB1不足です。
市販されている多くの清涼飲料水、加工食品、菓子類にはたくさんの糖分が含まれているため糖質過多になるのですが、この糖質をエネルギーに変えるためにビタミンB1が不足してしまうのです。ビタミンB群が不足すると、余分な糖質が体にたまり、冷えを引き起こす原因となります。
<ビタミンB1を多く含む食品>
豚肉、胚芽(米ぬか、玄米)、えだまめ、大豆、緑黄色野菜、うなぎ
<ビタミンB2を多く含む食品>
レバー、肉類、アーモンド、緑黄色野菜
5.鉄
鉄(鉄分)は、血液に含まれるヘモグロビンの合成に必要なミネラルで、体の各器官に酸素を運ぶ働きがあります。不足すると、体に酸素が行き渡らず、貧血、冷えなどを起こします。
<多く含む食品>
肉類(レバー・赤身肉)、魚介類、穀類、豆類、大豆、ひじき、ほうれん草、もずく、ブロッコリー
【その他おすすめの食品】
牡蠣、ココア、乾燥ショウガ
【摂取を控えるべきもの】
冷たい食べ物・甘い食べ物・夏野菜・麦茶・インスタント・加工食品
おわりに
現代医学では、冷えはあくまで症状であるため、自身で対策をしていかないとなかなか対応する機会が少ないと思います。しかし冷えはカラダにとって良いことがないので適切な対策が重要です。
また、様々な合併症を引き起こす要因となりますので、できることから心がけて改善していきましょう!!
[記事提供:http://natural-city.com]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。