「りんごが赤くなると医者が青くなる」りんごの栄養成分と効果
「りんごが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど、健康に良い栄養がたくさん含まれているりんご。りんごは、ほかの果物よりもかなり古くから食べられていたそうで、今でも親しみのある果物の一つです。りんごの栄養とその効果、おいしい食べ方についてご紹介します。
りんごの栄養成分と効果
リンゴ酸
リンゴ酸は、りんご・さくらんぼなどの果物に含まれ、爽やかな酸味のもとになります。「クエン酸回路(TCAサイクル)」という体内でエネルギーを作り出す反応に関わっています。また、鉄分・カルシウムなどのミネラルを包み込んで吸収しやすくするキレート作用があるといわれています。
食物繊維
りんごに含まれる食物繊維には、水溶性のペクチンと不溶性のリグニンやセルロースが含まれています。皮に多く含まれているので、低農薬で安全なものは皮ごと食べるのがおすすめ。
アントシアニン
りんごの赤い色はアントシアニンという色素によるもの。強い抗酸化作用があるといわれています。
プロシアニジン
果肉には、プロシアニジンというカテキンがいくつか結合したフラボノイドが含まれています。強い抗酸化作用があるだけでなく、血糖値を調整するインスリンの働きを高めてくれる働きがあります。緑茶と一緒に摂ることで、血糖値を安定させる作用があるとされ、生活習慣病が気になる人におすすめの組み合わせといえます。(※1)
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