肌荒れや冷え性にはコレ!お悩み別のおすすめ雑穀
貧血や冷え性には?
■赤米
赤米にはタンパク質・ビタミンB1・B2・鉄・カルシウム・マグネシウムなどが含まれます。血液の材料となる鉄は全身に酸素を運搬するヘモグロビンの原料になります。全身に滞りなく血液を循環させることで、冷えや貧血の緩和に働きます。
■ひえ
ひえは寒いやせた土地で育った生命力の強い植物です。血液を作る材料となる鉄・マンガン・亜鉛を多く含み、赤米と同様に血液循環を良くしてカラダを温める作用があります。
特に、鉄分は白米の2倍・亜鉛は1.6倍・マンガンは1.7倍含んでいます。(※2)
ダイエットには?
雑穀は白米よりもGI値(グリセミック・インデックス値)が低いのも特徴。食べた後の血糖値がゆるやかにあがり、脂肪をためこむインスリンの分泌が少ないため、太りにくくなります。また、噛みごたえがあり満腹感を得やすく、ダイエット中の食欲を抑えやすくなります。
■黒米
黒米には糖質・脂質の代謝を助けるビタミンB1・B2が豊富
■赤米
赤米に含まれるタンニンには脂肪の燃焼を高めることが分かっています。
そのほか、いろいろな悩みがある人には?
その日の体調や気候などの変化で様々な不快症状で悩んでいたり、どの雑穀を選べばよいか迷ってしまったりしたら、まずはブレンドしたものを選んでみましょう。
3種類・12種類・16種類などミックスしている種類や、黒米・赤米・緑米などの古代米を合わせた種類があります。
雑穀には美容効果の高い食物繊維・ビタミン・ミネラルが白米より多く含まれています。(※1,3)毎日の食事にちょっとプラスするだけで、栄養バランスがアップしてお悩み改善に繋がります。その日の体調に合わせて雑穀の種類を変えて、味と食感・効能を楽しんでみましょう。
【参考・参照】
(※1)糖尿病ネットワーク 雑穀の効果・効能 注目度が上昇中のつぶつぶ食品
(※2)文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂) 1 穀類
(※3)Masahiro Suzuki,「市販されている色素米とコシヒカリのミネラル含量」日本食品科学工学会誌Vol.63(2016) No.4 p.158-161
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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