市販の風邪薬との付き合い方。注目されるセルフメディケーション
皆さんは、どのような時にドラッグストア等で薬を購入しますか?選ぶ時、気を付けていることありますか?
全薬工業株式会社が実施した調査によると、Withコロナ時代の中で初めて過ごす冬、風邪薬を購入する消費者は「買い置き」「ひきはじめ」「成分」を意識していることがわかりました。調査結果と病院や風邪薬との付き合い方について、専門家の解説とアドバイスをご紹介します。ぜひご自身の体調管理の参考にしてください。
誰もが不安を抱えている。風邪を引いたとき、病院へ行くこと、市販薬を買うこと
この半年で実際に風邪をひいたときに不安を感じていたという人は72.2%にのぼり、57.8%の方が病院に行くことを不安に思っているという調査結果が出ました。さらに、ここ半年で実際に市販の風邪薬を服用した74.0%の人のうち、市販薬への不安を持つ人も19.4%であった独自調査の結果を発表しました。風邪をひくことや病院へ行くことに対して、また市販薬を購入することに、多くの人が不安を抱えていることがわかります。
市販薬への不安を抱える方が多いにも関わらず、風邪をひいたときに不安に感じていた72.2%のうち、35.6%は風邪薬を買い置きするという結果に。また29.7%はひきはじめに購入し、風邪薬を選ぶ際には「すぐに効く・早く効く」ことをもっとも重視しているということも判明しました。「不安はあるものの市販薬は買う」という少し矛盾しているようにも見える結果は、コロナ渦、病院にはできるだけ行きたくないという想いもあるのかもしれません。
【調査概要】
対象条件:半年以内に市販の風邪薬を購入した男女・ 20代~60代
調査エリア:全国
調査人数:500名 /年齢性別構成:性年代(10歳刻み)ごとに50名ずつ