【新型コロナ対策/院内感染を防ごう】会話ロボットが歯科医院入口で感染症の疑いをチェック
[記事提供:日本橋浜町の歯医者さん|日本橋中央歯科]
従来は受付に来て問診票を書いてから新型コロナ感染症の疑いを判断していました。これでは、ほかの患者にも医療スタッフにも感染のリスクがあります。そこで、病院の入口に会話ロボットを設置し、他の患者や医療スタッフに濃厚接触する前に、来院者全員に感染症のスクリーニングを実行することにし、2020年5月から開始しました。
感染者をロボットが事前にチェック
現在、ロボットが提供している機能は以下の内容です。
(1)カメラで人の動作を感知して声がけ
ロボットに搭載されたカメラを使い3m以内に居る人の動きを検出し、受付に来る前にロボットを使った問診を受けるように声がけを行う。
(2)問診 →手指消毒推奨
熱や倦怠感の有無などの質問を発話と同時に画面上表示し、回答して頂く。問診内容は、日々の状況に応じて容易に変更していくことができる。通常の場合、問診が終わった後は手指消毒の案内とマスク着用を促す。
(3)スクリーニング→スタッフへ通知+待機場所案内
問診への回答で感染症の疑いがある場合、医療従事者が持っているスマートフォンへアラート音と共に、感染の疑いのある患者が来たことを通知。また来院者には院内の待機場所でスタッフが来るまで待機してもらうように案内する。
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