【シェフインタビュー】高田シェフ 自分のライフスタイルにあった働き方ができるスポットシェフ 異なるジャンルへの挑戦も
[文：食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」（https://sharedine.me/)]
外出自粛やリモートワークの普及により生活の中心が家庭へと移り、自炊の機会が一気に増えるなど、消費者の生活は一変しました。
コロナ禍で飲食業界の雇用不安が広がる中、店舗に頼らないニューノーマルな働き方として「出張シェフ」が注目されています。
出張シェフサービスを運営する「シェアダイン」では、コロナ禍の影響が出る以前の2019年と比較すると、飲食店出身のシェフの登録が急増しています。
コロナ禍をきっかけに出張シェフの活動を始めたシェフの中には、レストラン勤務の頃と比較して年収が2倍になったシェフや、年収1,000万円を目標とするシェフが出てきました。
今回は、「高田シェフ」に出張シェフのリアルな話をお伺いしました。
高田シェフ
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料理に興味をもったのはいつ頃からでしたか？
私の母は仕事が忙しく帰りが遅くなることあったのですが、そんな時は母の友人がご飯を作ってくれて、美味しかった記憶があります。何よりコンビニやスーパーのご飯よりも、できたてで手作りの暖かさを感じました。大きくなると、オムライスやチャーハンなど、自分の食べたい料理を家で作るようになりましたね。
料理人を目指すことになったきっかけは、高校１年生くらいの時に観た、「バンビーノ」というテレビドラマです。主人公は情熱にあふれ、地方から上京してきて、自分のお店を出すというストーリーでしたが、自分も料理人になって店を出したいと思いました。
そこから影響を受け「料理人はかっこよくて、人を笑顔にできる仕事なのではないか」と興味をもちはじめたのです。高校卒業後、調理師専門学校に通い、卒業後は帝国ホテルで料理人としての修行を積みました。
得意な料理ジャンルは洋食になるのですか？
そうですね、洋食が得意料理になると思います。しかも、幼少期からの経験もあり、家庭料理よりの洋食を作ることが好きです。洋食以外にも、寿司屋で働いた経験もあり、今はいろいろなジャンルの料理にも触れてみようと思い、経験を積んでいるところです。
寿司屋に勤めていた頃は、自分の趣味の範囲で、インスタグラムにレシピを公開したりしていました。ただ、それだけでは、なかなか収入に直結しなかったので、ＳＮＳを使って収入を得ていくことは難しいと感じていました。
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