世間の注目が集まる今だからこそ整理したい舌がんの知識
早期発見・早期治療がなにより重要
前述したように、口腔がんは早期発見すれば5年生存率は90%と、比較的治癒しやすいがんです。そのためには、どの病気にも共通して言えることではありますが、早期発見・早期治療が重要になります。
しかしながら、口の中にできものができても口内炎と間違えてしまいやすいのもまた事実です。多くの場合は「がんになるはずないだろう」と放置したり、見過ごしたりすることで発見が遅れます。初期であれば、入院の必要すらない簡単な手術で切除できるので、少しでも怪しいなと思ったら自分で勝手に判断せず、口腔外科を受診するようにしましょう。異変を察知してきちんと専門家に診てもらい、早期発見・早期治療に努めるのが最大の予防策だと言えるでしょう。
前癌病変の可能性がある白板症は定期検診でよく発見されます。赤くなっていたり白く変色したりしている などの症状が現れたら、自己判断せず、早めに病院を受診するようにしてください。口腔がんの専門は「口腔外科」「耳鼻咽頭科」「頭頸部外科」です。どこにあるかわからない場合はまず身近な歯科医院に相談してくださいね。
[記事提供：Ha・no・ne（ハノネ）～毎日キレイ 歯の本音メディア～（https://ha-no-ne.com/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
