「野球」24年五輪落選、小学生のなりたい職業ベスト3にも入れず・・・
メディアが野球を取り上げる機会は減っている。テレビでの野球中継、ニュースを中心で人気を獲得してきた時代は変わり、さまざまなスポーツ、ネットカルチャーと触れあう機会が増えた。一方で、プロ野球の観客動員数は年々伸びていることから、野球人気が下がったとは一概には言いにくい。子どもたちにとって選択肢が多様化したことが、背景にありそうだ。
ちなみに、ベネッセが発表した2020年「小学生のあこがれの人」トップ10は以下の通り。大ヒットしたアニメ「鬼滅の刃」のキャラクターがトップ10のうち7人もランクイン。ベネッセが「鬼滅」コラボキャンペーンをしていることを差し引いても、子どもたちに多大な影響を与えたことがわかる。
1位 竈門炭治郎(鬼滅の刃)
2位 お母さん
3位 胡蝶しのぶ(鬼滅の刃)
4位 先生
5位 お父さん
6位 冨岡義勇(鬼滅の刃)
7位 竈門禰豆子(鬼滅の刃)
8位 煉獄杏寿郎(鬼滅の刃)
9位 我妻善逸(鬼滅の刃)
10位 時透無一郎(鬼滅の刃)
小学生世代に、ゲームやアニメの持つ魅力は大きい。2020年に関しては新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅での巣ごもり生活が推奨され、家の外に出て遊ぶこと自体が減少した。まずは、子どもたちに体を動かす楽しみを知ってもらう機会をつくることが、野球界だけでなく、スポーツ界全体にとって必要かもしれない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]