プロ野球選手をもっとも輩出している高校は?「現役選手の出身高校ランキング」

タグ: , 2021/3/13

 プロ野球選手が多い高校はどこだろうか。かつてはPL学園(大阪)時代が長く続いたが、2020年の現役選手をもっとも輩出しているのは大阪桐蔭だった。

プロ野球現役選手の出身高校(2020年3月時点、日本野球機構発表。その後、大学社会人に進んだ選手含む)


1位 大阪桐蔭(大阪)21人
2位 横浜(神奈川)18人
3位 広陵(広島)15人
4位 日大三(東京)10人
4位 東海大相模(神奈川)10人
6位 仙台育英(宮城)9人
6位 花咲徳栄(埼玉)9人
8位 青森山田(青森)8人
8位 帝京(東京)8人
8位 敦賀気比(福井)8人
8位 履正社(大阪)8人

◆1位:大阪桐蔭21人◆
2000年代に入って甲子園春夏優勝8回の大阪桐蔭が、プロ野球の勢力図を塗り替えた。プロ入り選手は増加の一途をたどり、2018年ドラフトでは、ロッテ1位藤原恭大、中日1位根尾昂ら4人が指名を受けた。同一高校からの4選手指名は、ドラフト史上最多タイ記録。西武中村剛也、森友哉、日本ハム中田翔、中日平田良介、楽天浅村栄斗ら、高卒で直接プロ入りしたトップ選手がプロ球界を席巻している。コロナウイルスに感染した阪神藤浪晋太郎は高校時代、甲子園で春夏連覇を果たしている。

◆2位:横浜18人◆
西武松坂大輔を中心に長年安定して選手を送り出し、「プロ養成学校」とも形容される名門。楽天涌井秀章、日本ハム近藤健介ら球界を代表する選手も多く、メジャー挑戦したレイズ筒香嘉智もいる。プロ入り通算人数でも、PL学園(82人)、中京大中京(67人)に次ぐ66人を送り出している。

◆3位:広陵15人◆
広島の伝統校からは日本ハム有原航平(早大)、広島野村祐輔(明大)、巨人小林誠司(同大-日本生命)ら高校卒業後に成長し、プロで活躍する選手が目立つ。2017年夏の甲子園で1大会6本塁打の新記録を打ち立て、地元広島入りした中村奨成に期待がかかる。





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