大人と子どもって何が違うの?楽しい人生の鍵の話

タグ: , 2020/8/19

積み上げることができる

自分への信頼感や世界への安心感が育ってくると、現実を見るのが怖くなくなります。その結果、私は一つのことを積み上げることができるようになりました。

信頼感がないと一つのことを積み上げることができません。続けることで何になるのかよくわからないし、理由がないことを続けるのが辛く感じるからです。

「これやって何になるんだろう?」と意味や意義を求める疑問が次から次へと湧いてしまい、不安のあまり衝動的に動いてしまうのが私のパターンでした。

それが、信頼感が育ってくると、「今はわからないけど何かになるかもしれない」「今日はこれができた」と積み上げる楽しさに目を向けることができるようになりました。

仕事は1年以上続いたことはありませんでしたが、信頼感が育ってからはじめたヴィーガンパティシエの仕事は5年続きました。

何か一つのことを続けられるのは大人になった証なのかもしれません。

我慢しない

本当の大人は我慢したり、未来や他人のために今を犠牲にすることはしません。

ここでいう犠牲にする・我慢するというのは「抑圧する」「主体的に選ばない」ということです。

短期的・長期的に物事を考えたり、多角的に考えてから行う主体的選択には抑圧はありません。

先に挙げた仕事の例だと、子どもだった時の私は仕事を続けることは辞めたい自分を抑圧することで、我慢することでした。でも、大人の階段を登ったら、それが少し変わりました。

「うーん。辞めたい!」と思うことはあっても多角的に考えて「今は続ける」と主体的に選択できるので我慢や抑圧とはちょっと違う場所にいられるのです。

まとめ 大人は主体的で自由に選ぶ人

私は大人の階段を上るにつれて、「どうしたらいいんだろう?」と思うことが減って、代わりに「私はどうしたいんだろう?」と考えるようになりました。

誰かが決めたことをやる場所から、自分が決める場所へ移行していきました。

だから自分がどうしたいかを重要視して、今考えられる範囲で考えて、怖いけど選んでみるようになりました。

以前と比較すると選択するとき怖さは増しました。

自分の人生を選ぶのは自分だけなのだということを実感するとなんだか孤独だからで、失敗するのも、求める結果が手に入らないのも、なんだか怖いからです。

でもそこには、自分が人生を描く主体になる楽しさがあることを知りました。

これからも手に入れた怖いような楽しさとともに、自分の人生を描き、大人の階段を登り続けようと思います。





[文:一悟術|自分を縛りつけているものから解放され、思い描いた人生を生きる道(https://www.ichigojyutsu.com/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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