好きなことがわからないあなたへ!自分の好きを見つけるヒント
2.好きなことが見つからない本質的な理由
さらに「好き」が見つからない深い理由を探ってみましょう。
インナーチャイルドによる要因
好きなことを素直に言える人を想像してみてください。
きっとその人は子どもの頃から好きなことを邪魔されず、思いっきりやれる環境にあったことでしょう。
タレントのさかなクンは、子どもの頃から絵と魚が大好きで、今では大学で教えたり、イラストレーターや魚専門のサイエンスライターとして活躍しています。
さかなクンのお母さんは、鮮魚店に連れていってくれたり、成績が下がり先生から注意されても「うちの子は絵が好きで魚が好きなので、それでいいんです。」と擁護してくれ、好きなことを伸び伸びさせてくれたと言います。
こういった環境で育てば、自分の好きなことをどんどんやっていくことができますよね。
一方で、幼い頃、好きなことをやめさせられたり、否定されたり、馬鹿にされたりした人は「好きなことは出来ないものだ」と好きな気持ちに蓋をしがちです。
また、願いが叶わない悲しさや、否定されたり、馬鹿にされる痛みを怖れて、好きなものから距離を取るようになります。
そうやって、好きを自分で見えなくさせているのです。
こういった心の傷をインナーチャイルドと言います。浅いものであれば過去の体験を思い出すことで減らすことができますが、傷に触れたくないという心理が働くので自分で解消できる範囲は限られます。
一悟術ヒーリングでは、インナーチャイルドをエネルギーワークを用いて癒しています。安全に短期間に多くのインナーチャイルドを取り除くことができるので、好きなもの、やりたいことが見つからなずにお悩みの方はぜひお試しください。
3.自分の「好き」を見つけるヒント
では具体的に「好きなこと」を見つけるにはどうしたらよいのでしょうか。
(1)「好きなことノート」を用意しましょう。
発見した好きなことを書くために専用のノートを用意しましょう。
ノートを見返すだけでも楽しいですし、一箇所に集めることで、自分の「好き」の要素も見えやすくなります。
(2)子どもの頃からの好きだったこと、楽しかったことを思い出す。
幼児から大人になるまでの記憶をたどり、好きだったこと、楽しかったことを①のノートに書いてみましょう。
幼稚園、小学校、中学校、高校…と時期を分けて振り返ると有効です。
・どんな子と仲良かったか
・何をしてよく遊んだか
・どんなことに夢中になっていたか
等出来るだけたくさんあげてみましょう。
さらに「それのどんなところが好きだったか」まであげて見るとより良いでしょう。
例をあげます。
例)
【小学校の時】
近所の林でとれた果物の実を使って、お菓子を作るのが好きだった。
・それのどんなところが好きだったか?
→ 自分で見つけたもの(お店では売ってないもの)を実験的に組み合わせて、どんなものが出来るか確かめるのが面白かった。オリジナルのものを作るのが好きだったかも。
子どもの頃の好きなことには、純粋な「好き」が多く含まれています。
どんなところが好きだったかまで掘り下げると、今に使える好きの要素が見えてきます。