過去を手放す、自分でできる心の傷の癒し方【3つのプロセス】
[文:一悟術|自分を縛りつけているものから解放され、思い描いた人生を生きる道(https://www.ichigojyutsu.com/)]
「心の傷は、時間がすべて癒してくれる」
昔からよく言われる言葉ですが、大きなショックを受けるような出来事でできてしまう心の傷が、時間とともに自然治癒する可能性は極めて低いということが、最近の心理学の研究では明らかになってきているようです。
心の傷は体にできる傷とは違って見た目にはわかりにくいため、思い切って誰かに話をしても、不用意な言葉をかけられてかえって傷を深くしてしまったり、思い出すことが辛いからと、心の奥深くにしまいこんでしまうことで、長期的には健康に害を及ぼす原因になったり、人生の問題をさらに複雑にしてしまうということも少なくありません。
傷のきっかけになった出来事を本当に乗り越え、幸せな未来に一歩踏み出すために、自分でできる心の傷の癒し方をここでは紹介していきます。
心の傷を癒せたとき、何が起きるのか
過去に受けた心の傷を癒すことができると、何が起きるのでしょう?
傷を癒すということは、辛かった出来事を完全に忘れ去ることでも、出来事が起こる前のあなたに戻ることでもありません。
感情を癒し、辛い過去を本当に乗り越えることができた時、あなたは人としての成長を一つ遂げたことになります。苦しい感情を癒し、その出来事が起きた本質的な意味を理解できたとき、出来事が起きる以前のあなたより、人間としての器は広がり、以前より大きな幸せを手にすることができる状態に変化しています。
たとえ出来事の中に自分をひどい目に合わせたと感じる相手がいたとしても、「許したくない、許さない」(これは他者ではなく、自分自身を、という場合もあります)と頑なでいることは、結局のところ自分自身を苦しめ続けることになります。
すぐには無理だとしても、相手も自分も許すベクトルに心を開くいていくことが、あなた自身が幸せに近づく唯一の道なのです。
自分でできる心の傷を癒すプロセスを、具体的に見ていきましょう。