【スポーツメンタル】瞑想って脳科学的に効いているの?科学的な裏付けを解説
[文:スポーツメンタルコーチ鈴木颯人のメンタルコラム(https://re-departure.com/index.aspx)]
近年、トレーニングに「瞑想」を取り入れるアスリート・スポーツ選手が増えています。実際に実績のある有名選手が瞑想を取り入れているという話を耳にしたことのある方もいるのではないでしょうか。
そんな瞑想について
「効いている”気がする”だけなのではないか」
「なんとなく信じられない」
と考える方もいます。
実際に瞑想をしてみて効果を実感したものの、なぜ効果を感じるのか気になる方もいるでしょう。そこで、この記事では瞑想の脳科学的な視点による効果や、実際に瞑想の神経発生に及ぼす効果について、ある論文を基に解説します。
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瞑想とは
瞑想とは主にリラックスや「心・技・体」のバランスを取ることを目的に、心を静めて無心になることです。歴史のある心身療法であり、近年の世界的な東洋文化ブームにより、世界中のさまざまな地域で実践されています。
瞑想にはさまざまな考え方があり、ただ座って気持ちを落ち着けるものからヨガのような動きを伴うようなものまでさまざまです。日本人にとって身近な「座禅」も瞑想の一つです。
多くのプロスポーツ選手・アスリートに実践されている瞑想
スポーツの分野では多くの著名アスリートが瞑想を実践していることで知られ、イチロー選手やタイガー・ウッズ選手も実践していることで知られています。特に、高負荷な心理的・身体的プレッシャーの中でプレーする第一線で活躍するスポーツ選手は心技体のバランスを取ることが重要になると考える方が多いようです。
邪心にとらわれず、心を清めてプレーするための工夫の一つとして多くの選手によって実践されています。
瞑想とスポーツパフォーマンスの関係についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。瞑想と安静時呼吸の関係や、瞑想を実践する著名人について詳しく解説しています。