【スポーツメンタル】言語化にこだわる必要がない理由

タグ: , , 2024/10/6

[文:スポーツメンタルコーチ鈴木颯人のメンタルコラム(https://re-departure.com/index.aspx)]

私たちは、自分の意思や感情を言葉で表現しがちです。

特に指導者やコーチの立場にある人々は、言葉によって意見を交わします。

だからこそ、
選手がどんなことを感じているか?
コーチにちゃんと伝わっているのか?

言葉を使って、ズレを埋めていく作業が生まれます。

【関連記事】【スポーツメンタル】侍ジャパンが最高の教科書、アスリートのための”心理的安全性”





しかし言語化とは単に他人に自分の意図や感情を伝えるための手段だけではありません。

もちろん、コミュニケーションの一環として言葉を使うことは重要です。

しかし、言葉だけが意味を持つわけではありません。

スポーツにおいては、重要なことは言語化ではないのです。

それは、身体の動きや表情、感情の流れを自己表現することになります。

それがスポーツです。

自己表現とは、自分自身が内に秘めた意思や感情を自由に表現することです。

言語化はその一部であり、自分自身を理解する為の手段です。

なので、技術や感情を言語化しても「伝える」「伝わる」を目的にしてはいけないのです。

それ以上に技術や感情を言語化して自分だけが理解することが大事なのです。

例えるならば、私たちは100%イチローさんの打撃理論を理解することはできません・・・

身体も違う。

育った環境も違う。

食べてきたものも違う。

違いだらけです。

なのに言葉で相手が話すことだけを理解できたら恐ろしいと思いませんか?

なので、伝えることを目的とした言語化には限界があると思っています。

それが目的になってしまうと無駄にストレスです。

「モチベーション」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム