心が折れない自分になるための方法とは
2.全ての感情には意味があることを知る。
喜怒哀楽全ての感情には、意味があります。そして、人は、全ての感情を持つ権利があります。
たとえ、怒り、苦しみ、悲しみ、戸惑いなど、普通は、あまり歓迎されないような感情でも、そうした感情を持つと言うことは、生きているあかしでもあります。そうした感情のない平坦な心象風景ほど孤独なことはありません。
自分にどのような感情があるのか見つめること、そしてそうした感情を持つ権利があると言うことを認識することによって、感情のエネルギーを利用することができます。
3.怒りの感情を利用する。
「自分にもいたらないところがあったから、こんなことで怒ってはいけない」と考えないことです。たとえ自分にいたらないことがあっても、怒りは出てくるものです。怒りを感じることができた時、抑うつ状態から抜け出すことができることも少なくありません。
怒りは、一般には「よくない感情」と認識されますが、そんなことはありません。例えば、うつ状態の人が、自分の中に怒りを認識し、受け入れることによって、回復していくと言うのは、よくあることです。
向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)
[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(株)(https://www.heartc.com/)]
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