コロナ禍で親が子供に対してできる7つの事
5 説明をする時は、子どもの年齢に応じて理解できる言葉で説明する
6 特に、「可能性」と「確実に」は混同されやすいので注意する
「感染する可能性は?」、「あるよ」
「感染するの?(確実に感染するか?に対して)」「いいえ」
と答えるなど。
7 予防に取り組む・健康的な生活をする:WHO推奨
予防:手洗い・うがい・消毒・カトラリーなどの共有をしない・
せき・くしゃみをするときは、ハンカチ・ティッシュ・ひじの裏側などでおさえる
よく火を通した食べ物を食べる・野生動物に近づかない
健康的な生活:よく眠る・暖かくする
※マスクについては、予防の効果がない可能性がある。手で目や鼻・口をさわらないことを徹底する方が有効である。また、マスクを外す際には、耳にかける紐をさわり、マスク本体には触れないようにすることも大切だ。
特に「可能性」と「確実性」については、曖昧ではあるものの、子どもは「可能性」と「確実性」の区別がついていない場合が多いため、余計な不安を感じやすいともいえる。ましてや大人でも、可能性の話をまるで確実かのように伝聞している人もいるため、注意が必要である。
子どもは重症化しにくいといわれているが、この際に衛生習慣・健康的な生活習慣について子どもと考える機会にするのもいいだろう。また、この機会にメディア・リテラシーなども子どもに教育することもできそうだ。
是非今一度、正しい情報収集や予防の仕方を見直し、自分自身、そして大切な子どもの健康を守ってほしい。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
塚越 友子(つかこし・ともこ)
臨床心理士・公認心理師・産業カウンセラー。
社会学修士号(社会心理学)、教育学修士号(臨床心理学)を持つ。
自身は、広報・PRの仕事に従事する中で過労から内蔵疾患を発症すると治療生活でうつ病を発症。その後、キャリアチェンジを余儀なくされ、身体・精神の健康とキャリアのバランスや働く人の精神的不適応と家庭のサポートについて興味を持ち、産業カウンセラーとなる。
2008年に東京中央カウンセリングを開業。
特殊なキャリアチェンジルートの経験と確かな学術的経験により、クライエントの問題状況分析と具体的な行動指針を提案。
TV、新聞、雑誌などメディアでも活躍中。
オフィシャルブログ:https://ameblo.jp/hikarinohane/